浄水方式による比較



   活性炭フィルター


長所

  • 価格が安い。(3、000円程度)

  • 活性炭はカルキ臭やカビ臭の除去能力が高いため水は美味しくなります。
  • 設置が簡単。

短所

     
  • 塩素以外の物質に対しては殆ど効果が期待できません。
  •  
  • フィルターの容量が小さな製品(蛇口に直接取り付ける物)は交換直後は良いのですが活性炭の量が少ないため性能の劣化が非常に早い。
  •  
  • メーカーのカタログ上でも3ヶ月程度と記載している製品が多いのですが使用期間に比例して性能が急速に落ちていきます。

  • 期限切れのまま使用すると雑菌の繁殖で却って危険な場合があります。
  • フィルターの孔が大きいためトリハロメタンや重金属類は殆ど除去することは出来ません。

活性炭+中空糸膜フィルター

長所

  • 価格が安い。(3,000〜10,000円程度)
  • 活性炭単独の場合より浄水性能はやや高くなります。
  • 設置が簡単。
    中空糸膜フィルターをマイクロフィルターと呼ぶ場合もあります。

短所

  • 赤サビやカルキを一部除去しますがフィルター孔のサイズは1ミクロン〜0.1ミクロン程度と大きいため除去できる物質は限定されます。
  • 浄水器本体のサイズが小さいため使われているフィルターのサイズが小さく内部の活性炭の量も少なくなりますので寿命が短く直ぐに能力が落ちてしまいます。
  • トリハロメタンを除去すると書かれている製品もありますが実際は一部除去する程度と考えていただく必要があります。
  • 金属類は殆ど除去できません。

アルカリイオン整水器

(浄水機能付の高級機種の場合)

長所

  • 浄水機能が付いているためカルキ臭の少ない美味しい水が得られます。
  • アルカリ水は体に良いと言われています。
  • 価格は3万円〜8万円程度で販売されており比較的購入し易い価格帯です。
  • アルカリ水生成時の副産物として酸性水が同時に生成され、洗顔等に使用できます。
  • 高級機種の一部ではフィルターを自動熱湯殺菌する機能があるためフィルターが長寿命。

 短所


  • 使用しているフィルターは安価な浄水器に多く使われている活性炭+中空糸膜フィルターという構成のため高性能な浄水性能は期待できません。
  • 0.1ミクロン以下のサイズの物質は通過してしまいます。
  • トリハロメタンに代表される発ガン性物質や水に溶け込んでいる重金属類(鉛、ヒ素、ガドミウム、アルミニューム)やアスベスト、農薬、放射能等は除去できません。
  • アルカリ水は体に良いと言われていますがアトピーが治ったという報告はありませんし 1日に2リットル程度の量を飲まないと効果がないそうですので現実問題としては難しい。 また、アルカリ水は胃の中に入ると胃酸により中和されます。
  • フィルターは長寿命の機種は交換が自分で出来ない場合が多く交換時に数万円の出費になるようです。
  • 水道水(原水)のPHが低い場合、グリセロリン酸カルシウムを定期的に補給しないとPHの高いアルカリ水が生成できません。
  • アルカリイオン整水器の本来の役割はアルカリ水と酸性水を分ける事であり、電気分解自体には浄水機能はないため電気分解の前処理として安価な浄水器とセットになっています。3万円以下の製品は浄水機能を持っていないためカルキ臭も残ってしまい美味しい水は得られません。付属の浄水機能の性能にも左右されます。

逆浸透膜方式


長所

短所


  • 価格が高い。(9万〜30万円程度)
  • フィルターの孔の小ささが原因で生産能力が他の方式に比べ少ないため貯水タンクに貯めておく必要があります。
  • 純水の2倍〜3倍程度の捨て水が発生します。1日当たりの水道料は数円のレベルですがイメージ的には勿体無いと感じる方も多いかもしれません。
  • 貯水タンクが必要なため大きな設置スペースが必要。(比較的小さな製品もあります。)

浄水器の性能比較表

物質

中空糸膜/マイクロフィルター

アルカリイオン方式

活性炭

逆浸透膜

フィルター孔サイズ

1μ〜0.1μ

1〜0.1μ

0.0001μ

塩素・カルキ臭

×

カビ臭

×

赤サビ

×

トリハロメタン

×

トリクロロエチレン

×

ダイオキシン

× × ×

TOX

× ×

ウイルス・細菌類

重金属

× × ×

ミネラル分

× × ×

◎ = ほぼ完璧に除去できる △ = 条件によっては除去できる × =除去できない
アルカリイオン整水器のデータは、浄水機能付の高級機種の場合です。



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